バレーボールのフローターサーブの打ち方のコツを3つ紹介していきます。
フローターサーブは打つ時にボールの芯を捉えることにより、無回転サーブを打つことができます。
無回転サーブは空気抵抗を受けブレ玉になるため、予測不能な変化をします。
予測不能な変化とは、
- サーブが伸びる
- ストンと落ちる
- 左右にブレる
などが無回転サーブの特徴です。
これら不規則な変化をするため、相手はサーブレシーブがしにくく崩すことができます。
- なぜサーブレシーブを崩すといいのか。
- なぜサーブレシーブが大事なのか。
- 変化するサーブに対応するにはどうしたらいいのか。
それはこちらの記事で解説しています。
まだご覧になっていない方は、ご覧ください。

バレーボールのサーブの重要性

バレーボールにおいてサーブはとても重要なプレーです。
力を注ぐべきところです。
それはなぜか。
バレーボールのプレーはサーブから始まります。
サーブは、
- 1人でできる
- ボールが止まった状態から始める
- 自分のタイミングで打てる
- ブロックなしで打てる
というプレーであり、バレーボールの中で唯一の個人プレーです。
つまり1人で得点することができるのです。
極端に言えば、1人で25本サービスエースを取れば試合に勝つことができる。
それほど重要なプレーなのです。
実際には25本連続サービスエースなんて不可能ですが。笑
要するに僕がここで言いたかったことは、サーブは勝敗を左右するプレーということです。
実践でのサーブの例を挙げます。
サービスエースを取ることは難しいため、現代のバレーボールではサーブで相手のレセプションを崩す、もしくは相手の攻撃枚数を減らすことを最重要としています。
例えば、相手のレセプションがCパスになったとき
相手はクイックと真ん中のバックアタックは使えなくなる
トスはレフトかライトの2段トスのみ
ブロックが絞りやすくなる
というようにどんどん選択肢を減らしていくバレーの考え方をします。
今回はそのサーブの中でも、”フローターサーブ”に焦点を当て、無回転サーブを打つコツを3つにまとめました。
それではいってみましょー!
フローターサーブのコツ
足を1歩前に踏み込み体重移動しながら打つ

足を1歩前に踏込み体重移動しながら、ボールにしっかり体重をのせることを意識しましょう。
体全体の力をボールにのせ、勢いがあり重いサーブを打つことを心掛けます。
腕だけの力で打つと、スピードがなく軽いサーブになってしまいます。
そんなサーブは相手レシーバー方するとチャンスボール同然です。
Aパス返されて切り返されてしまいます。
右利きの場合
左足を1歩前に出し、右足から左足に体重を移しながら体全体の力を使いサーブを打ちます。
トスは一定の高さで上げる

しっかりとボールの芯を安定して叩けるようにトスは一定の高さで上げましょう。
トスの高さがバラバラだとボールを捉えるポイントが毎回ずれてしまいます。
そうなると無回転サーブは打てなくなってしまうので、安定して無回転サーブを打つためにトスは一定の高さで上げましょう。
トスをあげるときのポイント
トスをする腕を伸ばし、自分の目線の高さから上げると上げやすい。
理由
- トスをあげる距離が短くなる
- 自分の視界の中に常にボールがある状態なので目で追いやすい
サーブは打つときばかりではなく、トスも重要です。
意識しましょう。
肘から指先まで一直線の状態で打つ

肘から指先まで一直線の状態にすることで、ボールにまっすぐ力が伝わり無回転のサーブが打てるようになります。
肘から指先まで一直線の状態を作りボールの中心を一気に押し出すように打ちます。
一気に押し出すことでサーブが変化しやすくなります。
- 手首をまっすぐにすることができずサーブが回転してしまう
- ボールの下を叩いてしまい、下回転のサーブになる
- 手首を巻いてしまいドライブ回転する
これら失敗する原因は、
- ボールの叩くポイント悪い
- 手首がボールに負けてしまいまっすぐ叩けてない
ことが挙げられます。
しっかり肘から指先まで一直線の状態を作りボールの中心を一気に押し出すように打ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は無回転フローターサーブの打ち方のコツについて3つ紹介しました。
おさらいしましょう。
- 足を1歩前に踏み込み体重移動しながら打つ
- トスは一定の高さで上げる
- 肘から指先まで一直線の状態で打つ
でした。
サーブはバレーボールにおいて、最大の攻撃です。
是非練習しましょう。
この打ち方をマスターしたら次はいろんなコースへ打てるよう練習しましょう。
そしてサービスエースをガンガン取ってやりましょう。
それではまた!