名脇役で知られる俳優の志賀廣太郎さんですが、若い頃の写真がかっこいいと話題になっています。
そこで今回は、志賀廣太郎さんの若い頃の出演作品を振り返りながら、イケメン画像をまとめていきたいと思います。
志賀廣太郎の若い頃の写真


こちらが志賀廣太郎さんの20歳の頃の写真です。
2016年に公開された多部未華子さん主演の映画「あやしい彼女」の初日舞台挨拶が4月1日に新宿ピカデリーで開催されました。
その時に映画の内容にちなんで、20歳の頃の写真が披露されることとなったのです。
さすがにまだ髪はフサフサなんですね。笑
凛々しくてかっこいいです!
他にも志賀廣太郎さんの若い頃の写真を探したのですが見つからなかったです。
志賀さんは40代になってからCMやドラマのメディア出演するようになったため、若い頃の写真はぜんぜん出回っていませんでした。
46歳の時、初めてのテレビ出演します。
アップルコンピューターのCMです。
その動画がこちら。


46歳ともなると、僕たちが見慣れた志賀廣太郎さんのお顔になった気がします。
これを機に、1998年『もう、ひとりじゃない』で映画初出演したり、
2001年『学校の怪談』や『世にも奇妙な物語』などドラマや映画の出演オファーが増え始めます。
志賀廣太郎の出演作品紹介

志賀さんは役の幅が非常に広く、シリアスな役からコメディな役までこなします。
シリアスな役の志賀廣太郎
2017年「陸王」TBS
2006年「アンフェア」フジテレビ
2007年「ハゲタカ」NHK
2007年「医龍-Team Medical Dragon-2」フジテレビ
コメディな役の志賀廣太郎
2013年「music jp」のCM
2014年「三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜」テレビ東京
2015年「幕が上がる」映画
本当に多様な役柄を演じる志賀さんですが、自身でシリアスとコメディを使い分けているわけではないそうです。
監督によって、志賀さんの持ち味をいかしているそうで。
シリアスな役に見出してくださる方と、コミカルな面を見出してくださる方がいる。僕はどれも真面目にやってるつもりなんですけど、そこから出てくる面白さを見てくれているのかもしれません。
(2018/01/02 マイナビニュース ”イケボ”も話題の志賀廣太郎、40代で選んだ俳優の道 未来を拓く働き方 より引用)
とインタビューで述べています。
志賀廣太郎の演劇の経歴


志賀 廣太郎(しが こうたろう)
1948年8月31日生まれ(2020年4月20日71歳没)
演技に興味を持ったきっかけ
幼稚園の園長先生や小学校の担任の先生が、表現や演劇に関わってる方だったそうです。
小学校の先生は、児童演劇協会にも所属されてて、ご自分で脚本を書かれてそれを生徒にやらせるという方ということあり、小さい頃から演劇をする環境にあったんですね。
その流れで、中学と高校も演劇部に所属します。
高校3年生のとき、進路をどうするか迷ったそうです。
歴史が好きだったので、日本史の勉強をするために一般の大学に行こうか、
演劇の養成所に行こうか迷ったそうです。
たまたま偶然にも、当時あった俳優養成所が閉鎖されて、桐朋学園が俳優養成所を引き継ぐことになり、学校で演劇の勉強ができるならいいかと思い、桐朋学園大学短期大学部専攻科演劇専攻に入学しました。
大学では「狂言」「声楽」「能」の授業もあり、演技だけではなく様々なことを学んだそうです。
大学を卒業しドイツへ
大学は短大と専攻科併せて4年間通いました。
卒業後は聴講生、ゼミの助手として学びを続けているうちに教えることに興味が出てきました。
そしてさらに学びを深めるためドイツへ行きます。
帰国後、非常勤として母校の桐朋学園で演技を教えるようになりました。
45歳 劇団に入団

志賀さんは、元々興味があった平田オリザさんの劇団を学生たちの教材としました。
しかし、教材で戯曲を使わせてもらうのはいいけど、自分が演技を体験してないのに教えるのは難しいと思い、1年に1回のペースで舞台に出演していたのですが、
芝居の理論づけをワークショップで学ぶうちに、一年に一回というスタンスではダメだなと感じたそうです。
そして45歳の時、正式に平田オリザさんの劇団「青年団」に入団し、毎回出演するようになりました。
テレビ出演


「青年団」の公演にCMや映像の監督さんがよくご覧になってて、その中に山内ケンジさんよりCMをオファーをもらったことがきっかけで、初テレビ出演することになります。
そのCMがさきほど紹介した、アップルコンピューターのCMです。
ここからはドラマや映画と多数出演し、シリアスな役柄からコメディな役柄まで様々な役を演じます。
しかし、これだけ多様な役をこなせるというのは、根底に演技のことをずっと学んできた経歴があるため今これだけ活かせれているのだと思います。
まとめ
名脇役で有名、俳優の志賀廣太郎さんの若い頃の写真がイケメンということで、志賀さんが20歳の頃のお写真を紹介し、これまでの出演作品を振り返ってきました。
志賀さんは46歳からテレビ出演したため、若い頃の写真は少なかったですが、
そこから多数のドラマや映画に出演し多様な役を演じてきたことがわかりました。
2020年4月20日、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました。
2019年春に脳血栓で倒れて以降、復帰に向けて懸命のリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした。
ご冥福をお祈りいたします。